2012年8月16日木曜日

スペイン


スペイン領カナリア諸島で森林火災=数千人が避難

【マドリード12日ロイター時事】大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島では、熱波や強風によって森林火災への対処が困難になっており、4000人以上の人々が自宅から避難している。当局者が12日明らかにした。
 最も大きな被害を受けているのは人気の観光地であるテネリフェ島とラゴメラ島で、ラゴメラ島では10日以降最高気温がセ氏40度に達し、一度収まった火災が再び勢いを増している。当初の火災は4日以降3000ヘクタール以上焼いたが、その週のうちに収まっていた。
 今回の火災により、10日以降テネリフェ島で200ヘクタール、ラゴメラ島で470ヘクタールが焼け、両島では一部の道路が閉鎖されている。同国北部のガリシア州を含む他の地域もここ数日、火災による影響を受けている。
 スペインでは今年、さまざまな地域で多くの森林火災が発生している。同国環境省によると、今年の当初5カ月で約5万ヘクタールの土地が焼け、02年以来最悪の状況にある。
 7月には人気の観光地であるバレンシアで何千人もの人々が避難したほか、カタルーニャとフランスの間の国境地帯で火災が発生し、フランス人4人が死亡した。
 スペイン経済はリセッション(景気後退)に悩まされており国民のほぼ4人に1人が失業している。そんな中で観光部門は、同国経済の主要な成長のエネルギー源となっている。観光地の火災は大きな打撃になり得る。[時事通信社](2012/08/13-11:46)
http://www.jiji.com/jc/rt?k=2012081300360r

まあそういう事ですな。

0 件のコメント:

コメントを投稿